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私がやらなきゃ誰○やる!

  • 執筆者の写真: sugi220513
    sugi220513
  • 2018年5月24日
  • 読了時間: 3分

今日は片付けにおける「家族の関係」について考えてみたいと思います。

お客様の中で1番片付けたい!と積極的に思われるのは主婦の方が多いです。

皆さん、家事の延長と捉え「私がやらなきゃ」という気持ちで日々を過ごしていたり、

夫に「妻の仕事!」と言われている方もいます。

妻が料理を担当しているからキッチンを片付けて!とか、

洗濯を担当しているから洗面室を片付けて!とかなら分かるのですが、

家族の私物まで妻が片付けるべき、と思っている方もおられたり、

「そうなのかな?」と妻側まで思っておられたりすると、先ずはそこのズレから直していかないと、と思う事も多いです。

なので、ここで押さえるべきポイント!

それは

片付けは料理や掃除のような家事とは異質のものであるということ。

「家事でないなら何なんだ?」

「自分でやるべき事でしょ?」

っていう話ですね。

多くのご家庭でこういう会話はあるとは思うのですが、

ここで、

「私だって忙しい」とか、

「何であなたのモノを私が片付けないといけないの?」とか言ってみても、

夫には「面倒くさい」と言われているようにしか感じられなかったり、

「こっちはもっと忙しい」「こっちも家族の為に働いている!」という話になってしまうかも知れません。

なので、他の家事とは何が違うのか説明してあげた方が賢明です。

例えば、時間がないから妻に頼むという場合、

何が[頼める部分]

何が[頼めない部分]なのかを、

お互い理解していないといけません。

『料理、洗濯、掃除』なら自分のやり方で家族の分をまとめてやる事は可能ですが、片付けにおいては、それが出来ないという事を。

本人以外が片付けようと思うと

「ここには入り切れないけど、どうする?」

「これは何に使うの?」

「これ、どこに置けば良い?」

「これは大事なモノ?」

など、質問しなければいけない事だらけです。

適当にやればやったで、後日

「もう少し何とかならない?」とか、

「あれが無い、これが無い」と

困った事になったり、せっかく奥にしまったものを又引っ張り出してみたり、全く効率的ではありません。

そもそも、簡単に片付くモノの持ち方をしている人は、妻に任せたりもしないものです。

なので、片付けは簡単に引き受けられる家事とは違う!という事をご主人に伝えて下さいね。

その上で、これなら出来るだろうという、お互いの妥協点を見つけて下さい。

次に

<お子さんの片付けについて>

夫に対して子供のモノはまだ、把握しやすいかも知れませんね。

お子さんの年齢や性格によっては母親が片付けた方が早いと思える場合もあるでしょう。

ですが、ここで押さえるべきポイントは!

「私がやらなきゃ、誰やる!」という人の側では

「私がやらなきゃ、誰やる」という人が育ってしまいます。

親が子供の代わりにやるとか、姉が弟の代わりにやるとか、やりすぎは要注意です。

フォローする優しさや、甘えさせる事も必要な時はあれど、

度を越すと甘える側の人は、本来、身につくはずの力をつける機会を失ってしまいます。

野生の動物にエサを与えることで、動物が本来持っている狩りの力を弱めるようなもの。

なのでリビングに散乱している個人のモノは、それぞれの部屋やエリアに移動し、後は本人に任せてみましょう。

(小さなお子さんには幼稚園のような分かりやすい仕組みを作ってあげましょう。)

という事で、

主婦の方の片付けは先ず、自分の持ち物、そして共有スペース、

そこをクリア出来た後で、そのやり方を家族に伝える、時には手伝う(受け持たない)という流れで進んでいかれると良いと思います。

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