プロフィール
杉原あけみ 1967年生まれ 大阪府在住
家族 夫、社会人の息子2人と娘
4LDKのマンションに住む
趣味 インテリア、映画鑑賞
ストレッチ&筋トレ
職歴 ・建設会社勤務
(パース、製図、インテリア業務)
・内装・デザイン会社勤務
(マンションハウジングアドバイザー)
・人材派遣会社勤務
(整理収納業務)
・整理収納サービス 花*花 開業
2014年~お片付け歴300件以上
取得資格
・整理収納アドバイザー1級
(NPO法人ハウスキーピング協会認定)
吹田市生涯学習人材バンク[G生活]に
活動名称[花*花]で登録しています。
・FP2級(国家資格)
お金とモノの片付けはリンクします。
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吹田市役所を通しての申し込みもできます。

大阪府吹田市から片道1時間半、京阪神をサービスエリアとしています。
<整理収納を伝えたいと思った理由>
小さい頃から絵や家で過ごすことが好きだった私は”目に映るものが美しいと
心地良い=幸せ”という理由から、若い頃はインテリアをライフワークにしたいと考えていました。

しかし結婚し、3児の母となる忙しない日々の中で、私の家に対する価値観は序々に変化していきました。
インテリアだけでなく、もっと実用的で、自分を楽にしてくれる何かを欲するようになってきたのです。
見た目も家族が増える度に物も増え雑然としてくる、そこにお気に入りの何かを置いてみても心地良い部屋にはなりません。
親は遠方、夫は仕事人間、マイペースな私が更にマイペースな3人の幼児の世話をしながらの家事は、毎日がバタバタ状態。
大したことはしていないのに気が休まらず忙しい、もっと自分の時間も欲しい!
と誰にでもありがちなストレスを抱えていました。
しかし、4人の子育てをしながら家事も仕事も完璧主義に見えた母の影響もあり、
そのストレスは贅沢な悩み、手抜きはダメ!という思いにも縛られていたのです。
「そうだ!収納を工夫して家事を楽にしよう、見た目も改善できるはず!」
住宅の仕事をしていた私にとって、それは楽勝!のハズでした。
ところが物が全部収まっても時間をかけた割には、あまり楽になった実感がないのです。
他のお家と比べても、我が家は物は少なく見た目もスッキリはしている、それなのに自分が目指す「家事が楽でステキな家」にならないのはなぜ?
そんなモヤモヤを抱え20代後半から10年余りを過ごしました。
![]() ビジネス朝 | ![]() フィンガーペインティング |
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![]() Pink and yellow striped socks | ![]() ピンクストライプベビーセーター |
![]() Light blue button-up shirt | ![]() 豚 Stuffie と靴 |
![]() カメのパズルのピース | ![]() Kids Painting |
今なら分かるのですが、家事を楽にする為に大切なのは収納よりも、先にしっかり整理をする!(要、不要を分ける)だったのです。
言葉にすれば簡単ですが、それは自分の内面と対話する実に奥深い作業。
その「正しい整理」が私の片付けに抜け落ちていたのです。
アイデアをふりしぼり、隙間なく詰め込んだ収納が裏目に出て、ホントに大切な物がそうでない物にまぎれて把握しづらい、見えているのに目に飛び込んでこない、出すのに手間がかかる、それがモヤモヤの正体でした。
普段、家事をしている時の私は、無意識に何が使えるか使えないか、ちゃんと分かっています。
その感覚を優先すれば良かったのですが、当時は冷静に片付け始めたとたん「まだ使える、いつか使う」と迷うこと、捨てることの辛さから逃げるように何でもとりあえず残していたのです。
残していたけど「取り出しにくいから使わない」「他にもっと良いのがあるから使わない」「私には勿体無くて使えない」
使わない物でも残すことを大事にしていると捉える考え方もありますが、物の気持ちになれば、使われてこそ嬉しいのではないのでしょうか?
使わなくても思い出がある、という場合は思い出ボックスやコーナーを別に作る方が思い出も大切にできて家事もはかどります。
そんなことに気づいた後は、絡まっていた糸が解けるように、収納スペースには物がゆったり収まり出し入れもスムーズ、収納も簡単、掃除も簡単、物が沢山なくても困らないどころか快適になることを実感し、見た目も広々と心地良くなりました。
整理すると自分の買い物の失敗に気づく
↓
損を実感し、捨てる物に申し訳ないと思う
↓
無駄に買わなくなる
片付けると何処に何があるか把握できる
↓
探し物や二度買いがなくなる
ストレスが減り気力が増す
↓
テキパキ動けて時間も浮いてくる
↓
面倒だった家事が楽に思えてくる
↓
感動!!
↓
片付けが楽しくなる
↓
更に楽になる
良循環が起きていると感じワクワク♪してきました。

1つ残念なのは子育てに追われていたあの時期に分かっていたら自分も楽で、
もっと家族にも余裕のある私でいられたのに…という思い。
もっと言えば、子供時代に知っていたら、休むことを知らなかった亡き母を
楽にしてあげられたかも…という思い。
でも正しい片付けは勉強にも仕事にも同じ効果を発揮します。
これから子供に、それを必要とする人に、伝えていけることに感謝しています。

少し話はそれますが、私は主婦(夫)業は自分の気持ち1つで成果を出せる大きな可能性を秘めた、
ビッグプロジェクトだと思っています。
決定権も責任も自分、もしくは自分達だけにあるのですから。
精神面は勿論ですが生活には大きなお金も動きます。それを計画する時、色々と調べたり1つ1つを吟味する、今まで意識してなかったことを意識するだけでも大きなメリットを生み出すことは沢山あります。

ただ、そこまでやるには時間や心のゆとりが必要。
では、そのゆとりとは、どこから生まれるのでしょうか?お金?
お金は確かに役に立ちますが稼ごうと思ってすぐに稼げるものではありません。
今すぐにでもできること…それは家の中にシステムを作っていくこと=片付けること
だと私は思っています。
例えば、学校に「時間割」というシステムがなかったらどうでしょうか。
明日の予定を伝えたり伝えられたり面倒な手間が発生します。
忘れ物も出て言った言わないで、しなくていいケンカをする事もあるかもしれません。
授業が成り立たない日も出てくるでしょう。
このように無駄な手間やトラブルを避ける為にもシステムは不可欠です。
ですから学校でも職場でもシステム化が行われていることが多く、それがうまく
機能していない所では大きな損失を出していると言われています。

そう考えると家庭という比較的決まりごとやノルマの少ない自由空間は、
それを管理している主婦(夫)の気持ち1つで無駄を省いていける余地が、まだまだ沢山あるのではないでしょうか。
片付けて家の中にシステムを作ると時間、空間、お金、そして心のゆとりも生まれるのです。
新たに生まれたそのゆとりが更に良いことを引き寄せます。その”良いこと”こそ
私達の理想とする暮らし。
貴方はどんな暮らしをしたいですか?
片付けで生まれる、時間、空間、お金、心の4つのゆとりから
貴方の花(理想の暮らし)を咲かせたい、そんな思いで花*花は誕生しました。

この場を通じ、ご縁のあった方とは、そんなことを一緒に考えていけたら、
そして共に成長していけたら良いなと思っています。