思い込みが外れた劇的瞬間!
- sugi220513
- 2017年11月29日
- 読了時間: 3分

以前、思い込みの盲点☆について書きましたが、
今日は片付けにおける私の思い込みが外れた瞬間について書いてみます。
「本とか読んでもなかなか片付かない
(´・_・`)」
という方には何か感じてもらえるかも知れません。
先ず以前の私の思い込みとは、
「片付け=収納」と思っていた事です。
実際には、思考の整理、
そこから始まるモノの整理こそが片付けの本質です。
結論から言うと、
私が片付けられるようになったのは、
思い込みが外れたから。
そして、その思い込みを外したものは、
共感でした。
あれは6年ほど前。
あるTV番組に当時、話題になっていた片付け本の著者が出演されていました。
TVを見る前、既に本は読んでいたのですが、
その頃の私は収納オンリーで、
途中から10頑張っても1しか効果の出なくなった片付けにお疲れモード。
思い込みによる強いブロックがかかっていた為、どんな本を読んでも心に響くことはありませんでした。
それでも、今日こそは何かつかめるかも知れない!
とTVの前で期待していました。
しかし唯一、私が反応したのは、
「片付ける気のない人は、一生片付きません!」
という彼女の言葉。
「別に片付ける気のある人だけ片付ければ良いんじゃない?
それより、プロなら何かないの?
こう、、一言でこれ!っていう何か、、。」
もし、これを直接伝えられていたなら、
「だから大事な事は何度も言ってるでしょ?
それをやろうとしないから片付ける気がないって言ってるんですよ。」
という答えが返ってきたかも知れません。
しかし、実際にはそんな事を知る由もなく空回り。
ただ一方で、TVの中の彼女から、
「伝えたいのに伝わらないもどかしさ」のようなものも感じました。
「一体何をそんなに伝えたいんだろう?」
ある時からスランプに陥っているとは言え、その時はもう、私も片付けの魅力には気づいているつもりでした。
ただ、それは、
「生活が楽になる」という、それ以上のものではない。
でも、この人は
「人生が変わる」とまで言っている。
この差って一体、何?
私が分かっていない何をこの人は分かっているんだろう?
オーバートーク?
それとも信用できる人なんだろうか?
急に彼女自身を知りたいと思うようになりました。
そして改めて、一度読んだ本を、
今度は彼女を知る為に一語一句、丁寧に読み進めました。
実は以前は、
誰かのエピソードなど私の片付けには関係ないと、読み飛ばしていたのです。
ところが、片付けの為ではなく、
著者を知る為、と視点を変えただけで、
何ということでしょう!
「そうそう、あるある、、、、そう、
それー!」
「、、あれ?、、
もしや、これ、私が書いた?」
と錯覚しそうになるほど共感の連続!
信用も何も、本の中で一喜一憂しているこの人は、まるで私ではないか、、?
思えば、
これまで片付けの話を誰かにしても、あまり共感してもらえる事はありませんでした。
そんな中、この本は初めて見つけた仲間のようで、ホッとしたのと嬉しいのと、
共感を通り越し、まるで自分の物語を読んでいるよう。
「もう早く、この先、自分がどうなるのか知りたい!」
そんな気持ちで夢中で読んでいる時、
その内容はどんどん頭の中に染み込んでいくようでした。
そして一気に読み終えた時、
私は呆然としていました。
「そうか~!整理か~、、、整理ってそういう意味だったのか~!
なぜ、こんなにも長い間気づけなかったんだろう、、、?」
まるで憑き物が落ちたよう。
本当に嬉しさと反省の入り混じる大きなショックを受けた瞬間でした。
こうして私の思い込みは、やっと外れたのです。
この時の衝撃から、
「人生が変わるって、そりゃあ変わるわ、もう変わってるし!」
と思ったのでした。
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