「思い込み」という盲点!
- sugi220513
- 2017年10月13日
- 読了時間: 2分

片付けが大変になる大きな要因として「物が多過ぎる」という事があります。
多過ぎるから1人で管理できなくなる。
では、何故そこで多くの人が、
「物を手放そう!」ではなく
「どうやって収納しよう?」になるのでしょうか?
時間も労力もかかるのに?
私の場合は、とても単純な理由でした。
捨てるという発想がなかったのです。
お客様の多くは「捨てたいけど、なかなか、、」と言われますが、
昔の私は、その『捨てたい』に行き着くまでに、気の遠くなるような日々を過ごしていました。
今から思うと不思議ですが、
日常のゴミと壊れたもの、明らかに古すぎる物以外は処分の対象ではなかったのです。
理由は多分、親がそうだったから。
母に1番言われていた小言は「片付けなさい」で、母が管理している実家はきれい、片付いていると思っていました。
季節が変われば、衣替えをするのは当たり前だったし、
使わないものでも取っておくのは思慮深い行為であり、物に対する敬意でもありました。
それは良いこと以外の何ものでもありませんでした。
そして、そういう物の持ち方が
自分にとっても心地良いか?
など、考えた事もなかったのです!
これが思い込みの盲点なのかも知れません。
勿論、思い込みが外れたからと言って、長年の習慣を変えるのは容易ではなかったし、
今でも、楽に捨てられるようになった訳ではありません。
多分、一生、捨てる時は心苦しいです。
だから買う時も、以前より慎重になりました。
物を手に入れる代わりに、
空間を失う事、管理する手間も想像するようになりました。
だから、捨てる痛みも苦しさもムダではないのです。
自分が何だか窮屈だな~、苦しいな~と感じた時は、
子供時代までさかのぼり、思い込みで自分を縛っていないかどうか?考えてみたら良かも知れませんね♪
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