「無い」という価値
- sugi220513
- 2022年1月3日
- 読了時間: 3分

明けましておめでとうございます🌅
花*花です🌸
2022年、今年も気持ちばかりのお節を作りました。
ミキサーを使って丁寧に作っていた伊達巻も
今年は、はんぺんにチーズ挟んで卵でくるむという簡単レシピを参考にしましたが
娘には、こっちの方が美味しいと言われ良かったです(?)
チーズが良い仕事をしたのかな^_^
そして
いつもは、こだわらないお雑煮の方に力を入れてみました。
しかし、皮肉なもので
有り余るほどのお餅を実家から送って貰っていた時代は余り食べてなかったんですよね。
箱を開けた時、食べたい❣️の前に
うわ〜こんなに食べ切れないな、、
年末年始の冷蔵庫はパンパンだし
冷凍庫は尚の事。。
何とか冷凍しても1年近く使いこなせず
霜被りにしてしまった事もありました。
実家で親が寒い中、一生懸命作ったお餅を
ダメにしてしまった時の罪悪感ときたら。。🥲
そんなこんなで、いつの間にか
お餅=罪悪感というイメージが確立されてしまいました。
親には「ウチはそんなに食べないから、送るのは、ちょっとで良いよ〜。」と言ってたんですが
大は小を兼ねるという親心なんでしょうか?
でも逆に、こちらから送る時は、やはり似たような事をしているような?^_^
親も年をとり、無理も出来なくなったので
ここ数年は、皆に送れるほどの餅は作らなくなりました。
そして私はと言えば
罪悪感を感じなくなった2〜3年を経て何故か
ちゃんとしたお雑煮が食べたいかも?となり今年買ったのがこちら。

個包装で賞味期限は2023年の11月まで。
これだ、私が求めていたのは❗️
(本当は5個入り位のもっと小さなものを探してたんですが、これがお店にあった最小でした。)
冷蔵庫に入れなくて良い。
賞味期限を気にしなくて良い。
そして、ぎり2024年のお正月も使えるのではないか?なんて考えも頭をよぎりましたが
2日で半分は食べてしまいました!
2024年どころか来年分すら怪しい。
娘は美味しい美味しいと喜んでくれて意外だったし
息子は「餅って味のしないガム噛んでるみたいで苦手、、。」と餅だけ外して、ただの味噌汁にするし
意外過ぎて、そんなに今までお餅食べさせてなかったかな、好みが変わった?と
新しい発見もありました。
何はともあれ
沢山送ってもらうと早く食べなきゃ〜って感じで味わう事を忘れがちだったのに
無い時は買ってでも食べたい❗️なんて
過去の私に喝を入れたい!
ご先祖様に懺悔したい!
(因みに手作りも市販品と変わらず美味しいです✨)
しかし大なり小なり、こういう事
良くあるような気もします。
片付けしてる時も
何年も触ってませんよ、を証明するかのようなホコリかぶった本を捨てる時
初めて拭いて読み出すなんて事は、あるあるです。
大きな片付けをしなければ
一生、手に取る事も無かったかも知れない、忘れていた押入れの奥の奥にあったホコリ被った物を
「いや、これは大事なものだから、、。」と
思ってしまうのも、あるある。
当たり前のようにあるから
あり過ぎるから
管理、収納の大変さのイメージが定着してしまい
本当の価値もあやふやになるのかも知れません。
本当の価値が分からなくなれば
日常で付き合う時間が少なくなるのも自然な事ですね。
お雑煮作りながら
昔、亡き祖母が作ってくれた甘い、きな粉餅が美味しかったなぁ
もっと、美味しい!とか
ありがとう!とか
ちゃんと言えば良かったなぁと、
そんな事を思い出しました🍀
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