自分の当たり前は、いつ、どこで生まれた?
- sugi220513
- 2020年1月8日
- 読了時間: 4分

こんにちは。花*花です🌸 1年位前になりますが、 あるバラエティー番組で20代後半の女優さんがこんな事を言っていました。 「仕事ではスタイリストさんが衣装を用意して下さる事が多いので、私どんどん服を減らしてて、今もう自分の服5、6枚しか無いんですよね〜^_^」 (大量に持っていた家具なども処分したそう。) ちょっと恥ずかしそうに、でも誇らしげにも見えました。 すると、近くに座っていた40代位の女優さんが、 「えっ?え〜⁉️ウソでしょ?😱」 と立ち上がって何度も聞き返していました。 特別、話を盛るタイプの女優さんには見えなかったので、 (おしゃれ着はワンシーズン5〜6枚の意味かも知れません。) 片付けの仕事をしている私でも、 20代で、そこまで減らすとは頑張ってるなぁと思いました。 が、頑張ってるというのは、ちょっと違うんでしょうね。 減らしたい理由があるから、やっているだけのことなんだと思います。 仕事で着飾る事が多いから、私生活ではシンプルでいたいのかな? 断捨離とかミニマリストとかに興味があって試してみてるのかな、 何か変革を起こしたいのかな、 など勝手に妄想して理由を聞いてみたいって思っていました。 これを見て、あなたは、 20代の女優さん、 すごく驚いている40代の女優さん、 そして、私の感覚と、どこに一番共感しますか? それぞれに、そう思う理由、これが当たり前でしょ?という前提があると思うんですよね。 私も10年位前は40代の女優さんのような感覚でした。 「服10枚前後で、どうやって暮らしてるの? おしゃれには興味ないの?なんで?」みたいな。 こう思うようになった理由は、育った環境にも、生きてきた環境にもあると思います。 私の周りに服10枚前後の人はいなかったし、 20代の頃は服を買ったり、おしゃれするのがとても楽しかった!👗✨ 友達も、そんな感じだった、 まだ着れる服を処分する人なんて見たことない、 だから、それが普通と思ってた。 でも、40歳過ぎて、ある断捨離本を読んでいた時、私のクローゼットです、下着以外これが全てです、 と紹介されている写真を見て、私の考えはひっくり返されました。 何十頁に渡る言葉よりも、その1枚の写真には説得力がありました。 そこには7〜8枚の服がゆらゆらと揺れるように掛けられている、 ウソでしょ?これで生活できるの?と、 その写真の頁の前後を何度も見返しました。 え!?どうやらホントらしい😳 衝撃でした❗️ あ〜、でも良く考えてみると、この数でも生活はできるかも? そして、 なぜか、すーーと心が軽くなっていくような感覚になりました。 沢山持ってなくても良いんだ! 少なくても恥ずかしい事じゃないんだ! そして自分の快適が何なのか追求していくうちに、どんどん自由になっていきました。 服を減らしたら、おしゃれできないなんて事はなく、処分した服は元々着てなかったのです^_^ それまで意識してませんでしたが、 私が持っていた服とか靴とか鞄とか、 みんな持ってるから人並みに持たなければという思いも、あったんですよね。 部屋がごちゃごちゃになる煩わしさは仕方のないもの、 人並みに社会生活を送る為には無いといけない物なのだから、、と。 しか〜し! そこから解放されたのです❗️ その本を書いた人によって。 自分で自分の事は解放できるはずなのに、 解放の仕方がわからなかった。 というか、 そもそも縛られていることさえ気づけずにいた。(なんか歌詞みたい^_^) 正に「鎖に縛られた像」でした☆ 自分の考えの前提になっているものは、私達の生活に大きな影響を与えています。 親の教え、学校での教え、会社での教え、 和を重んじているうちに、
教えられる事に慣れていくうちに、 自分で考える事を忘れてしまっていないか、 自分の本当の思いはワガママとひとくくりにして、捨ててしまっていないか? 物に申し訳ないと、自分より物を優先していないか? 周りが断捨離、断捨離と盛り上がってるから私も捨てなきゃ時代遅れ、みたいに、 間違った捨て方をしていないか。 もし他の誰かの部屋や言動を、
「変じゃない?」と、強く思う事があれば、 なぜ、そう思うのか、自分の考えのはじまりを探ってみると思わぬものが見つかるかも?です。 親の考えが根底にあるなら、 親はなぜ、そんな考えに至ったのか? 祖父母の影響なら、なぜ祖父母はそんな考えに至ったのか? 原因が、例えば戦争だとしたら、それはもう自分には合っていない価値観の可能性もあります。 穴を深く深く掘って宝物を探すように、 そんな事を深く考え始めたとき、 穴の底に眠る宝物✨(自分でも気づけていなかった本当の思い)が掘り起こされる、 それが自分の人生を豊かにする、 「自分の人生を生きる」為に大切なものなのではないか?と私は思います。

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