「捨てることなら何時でも出来る」はウソ
- sugi220513
- 2018年11月5日
- 読了時間: 3分

「買う事と捨てる事、どっちが難しい?」
と聞かれたら、あなたは何と答えますか。
モノにもよりますが、パッと思いつくイメージで答えてみて下さい。
「買うにはお金が必要だから、買う方が難しい。」
と考える方も多いと思いますが、
実は捨てる事も買う事と同じ位、簡単ではありません。
場合によっては、買う以上にお金がかかりますし、
だからと言って、使わないモノを大量に持っている生活というのは、
お金以外にも、色んなムダを生み出していることに、私達はなかなか気づきません。
「捨てる事なら何時でも出来るから、今、捨てなくても良いんじゃない?」
という方もいますが、
やる気の出た今!行動しないと、もう、
ず~としない可能性も高いのです。
買う時って、値段と同じ、又はそれ以上の価値があると思うから嬉しい、楽しい、これで安心!など、良いイメージが思い浮かびますよね。
でも、捨てる時って、何か損するような気持ちになる場合が多いんです。
実際は捨てる事による効果って、とても大きいんですけどね。
それは、捨てた後にしか分からないものでもあるので。
そして「捨てる」という作業は単に、モノをゴミ置き場まで運ぶだけじゃないんですね。
先ずは、何を残すか、処分するか確認の為に、押入れの奥から引っ張り出すような労働が発生します。
ホコリがついていたりして掃除も必要になってきます。
この時、他のモノと混乱しないように、生活の邪魔にならないように、通路を塞がないようになど、片付ける為の片付けも発生します。
1人でやっていると、もう、この時点で疲れてしまう方も多いでしょう。
そしてモノを出した後は、迷ったり、家族の意見を聞かないといけなかったり、調べ物が必要になったり、簡単に進まない事も出てきます。
処分すると決めたモノをゴミ置き場に運ぶのは、ホントに最後の最後にやる事なんです。
特に男性は定年になってからとか、60~70代にかけて考える方も多いかも知れませんが、片付けの適齢期とは言えません。
気力、体力、集中力、判断力、全てが必要だからです。
無理をして、転んだりしたら、若い時の怪我とは違いますから。
むしろ、その歳に無理をしなくて良いように片付ける、と考えた方が賢明ですね。
将来、病気になっても慌てなくて済むように、その為の片付けだと思って下さい。
では、片付けの適齢期とは?
どの年齢でも、3年、5年ピッチ位でライフスタイルは変わったりすることが多いので、その都度、しっかり見直した方が良いですね。
そうすれば、特に大きな片付けは必要なくなると思います。
ず~と溜め込んだモノがある方は、余裕を持って50代で済ませられると良いですね。
特に体力のいるモノは早目に片を付ける事をおススメします!

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