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リバウンドするのが心配なあなたへ

  • 執筆者の写真: sugi220513
    sugi220513
  • 2018年11月1日
  • 読了時間: 6分

片付けても、

リバウンドするんじゃない?

という声を聞く事があります。

多くの方が、

「片付けても片付けても、スッキリしないなぁ〜💧」

という経験をした事があるのではないでしょうか?  

私も経験あります。

なので、リバウンドを心配する気持ちは、

よ〜く、分かります。

ですが、

リバウンドする片付けがある一方で、

リバウンドしない片付け、があるんです。

リバウンドする片付けとは、

ズバリ❗️収納だけに頼った片付けです。


収納ケースなどを買ってモノを収めると、一時的にはスッキリします。

でも、そのうち又モノがあふれてしまいます。

なぜだと思いますか?

それは、例えば洋服の場合、

子供は身体の成長に伴い、毎年のように新しいサイズのモノが増えます。

大人の服だと、

好みの変化、流行の変化、体型の変化、生活の変化などに応じて、やはり増えます。

ここで着なくなった服を処分すれば数は増えず、一定に保たれるのですが、

収納に頼る片付けをしている方は、処分する事をせず、

収納で乗り切ろうとします。

つまり、収納ケースで解決したはずが、又モノであふれてケースを追加する、の繰り返しに。

そして、最後はケースを置く場所にも限界が来て、という悪循環。

これは正確に言うと、リバウンドというより、自然な流れですね。

収納ケースや収納の技だけで解決しようと思うのは、

風邪をひいた時、熱を座薬で下げるようなもの。

座薬は一旦、

熱を下げる必要がある時の応急処置であり、

風邪を治す為の根本的な解決法ではありません。

本当に風邪を治すには先ず安静にして、

栄養を摂って、お薬を飲んだりしますよね。

では、片付けにおける根本的な解決法とは何でしょうか?

それは、

使ってないモノ

(過剰なストックや思い出も含め)は、

家の外に出すという、整理の方に目を向けることです。

リバウンドから抜け出せない方は、

整理と逆方向の収納に目を向けているのでいつまで経ってもゴール出来ず、

むしろゴールからどんどん遠ざかってしまうのです。 

定期的に整理する(要らないモノを処分する)事さえ忘れなければ、新しいモノが増えても、モノであふれる事はありません。

まとめると、

私達がやりがちなリバウンドとは、

一度は片付いたけど元に戻った、というものではなく、

実は初めから応急処置をしていただけの、

間違った片付けによるものが多いのです。

次に、正しい片付けをしたにも関わらず、

リバウンドした!という方へ。

先ず、確認しておきたい事があります。

それはリバウンドと、

家が散らかる、という事を同じように考えていないか?ということ。

テレビや雑誌などで、

モデルルームみたいな部屋を見て、

それをいつもキープしているのが片付いた部屋だと思っていませんか?

もし、そうだとしたら、そこから考えを変えましょう。

散らかっている家=片付いていない家

ではありません。 

又、

一見、きちんとモノが置かれていて

綺麗に見える家=片付いている家

でもありません。

片付いている家とは、

❶全てのモノに定位置がある

❷使いたいモノがすぐに取り出せて戻しやすい

❸どこに何があるのか把握できる

そんな家のことです。

なので、一時的に着替える服が散らかっていたり、

机の上が資料でいっぱいになっていたり、

リビングにおもちゃが散乱していても、

それは活動途中の様子であり、

家とは本来そういうものですよね。

勿論、活動が終わったなら、モノを定位置に戻して、綺麗に出来れば理想的ですが、 例えば、1日の終わりにモノを戻せなくて寝てしまっても、 忙しくて、1週間散らかったままになったとしても、 片付けよう!と思った時に、それぞれのモノを定位置に収められて、スッキリした部屋にリセットできるなら、

どんなに毎日散らかろうと、

それは、使ったモノを元に戻していないだけで、リバウンドとは言いません。

(片付いている家はモノを戻す定位置がある。

片付いていない家はモノを戻す定位置が無い。) その事を知っておいて下さいね。 

では、リバウンドとはどんな状態のことでしょうか?

リバウンドと言うのは、一度決めた定位置に収まらないほど、モノが増えてしまった、

新しい定位置を作る事もなく、

必要無くなったモノを処分するでもなく、

収納がいっぱいでモノがあふれている、

そんな状態です。

プロに頼んだのに、と思われている方は、

部屋だけ代行業者に片付けてもらっていなかったか?(思考の整理はできていなかった)

片付け方云々より、部屋さえ綺麗にしてくれたら良いと軽く考えていなかったか?

家の一部だけ片付けて終わったように思っていなかったか?

(独立したキッチンなどは良いですが、リビングなどは他の部屋と影響し合っています)

あなたが、

「ホントは整理の話とかあんまり興味ないんだけど、、」

と思われていたなら、リバウンドする確率も高くなります。

それは、やはり、1番の根本的解決法を習得できていないからです。

勿論、何でも捨てれば良いというものでは無く、納得しながら進めていく事が大事です。

以上をまとめると、

❶リバウンドと部屋が散らかるのは別問題

❷いくら正しい片付けをしても、その後、整理(根本的解決法)をおろそかにしていると、

リバウンドする確率もそれに比例して高くなる

でした。

ですが、誰かに片付けてもらっただけでも、

リバウンドしない事もあります。

それは、元々家族のモノに悩まされていただけ、のような場合ですね。

自分の買い物の仕方やモノの持ち方に問題があった訳ではなく、

家族の持ち物が長年増えて、誰も捨てる事なく家を出た、というような場合は、

誰かに片付けてもらうだけで解決する事もあります。

例えば、

片付け方など、全然興味のない私の父は、

私が実家を片付けて、1年ぶりに帰省しても、リバウンドはしていません。

年に1度だけ、1週間、空いた時間だけ片付けて、又来年まで実家を離れるのですから、

リバウンドしていたなら、片付けても片付けても、終わらなかったと思います。 

ですが毎年前進していき、

10年前と今では、家の中、収納の中の軽やかさが全然違います。

リバウンドすることなく片付いていったのは、

元々、父個人のモノより、

母が生前に使っていたモノ、管理していたモノが多かったからです。

捨てて大丈夫なのかどうかさえ、父には判断しかねる事も沢山ありました。

なので、実家で行った片付けの大半は、

初めから、全然使わなくなっていたモノ、存在すら忘れていたようなモノを処分しただけだったんです。

なので、

それらを再度、買い足すはずもありません。

ちなみに父は、特に用事が無くても、車を走らせ買い物に行くのが好きなタイプ。

それでも、リバウンドしないというのは、いかに以前家に置いていたものが、父の生活に必要のないものであったか、

という事です。

お客様の多くも、

私の父のように、特に無くても良いモノを持て余していることが多いです。

元々、収納を考えるのが好きとか得意とかでは無い上に、

多くのモノを収め、管理しようとするのは、非常にハードルの高い課題です。

なので、単純にモノの多さで困っている方は使ってないモノを処分していくだけでも、かなり生活しやすくなりますし、

リバウンドも心配しなくても大丈夫!

使ってなかったモノを処分しても、人は、それを買い足したりはしないし、

整理の仕方を覚えたら、リバウンドしないんだな、と思えたら、

後は自然と行動もそちらへ流れていきますので安心して、片付けを進めて下さいね✨✨

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