ある時期の良いやり方は、ダメなやり方に変化する
- sugi220513
- 2018年9月12日
- 読了時間: 3分

9月に入って涼しく、
過ごしやすくなりましたね。
家の中を見直すには良い季節になりました。
私も最近、台風や大雨の影響で、
ベランダ収納の見直しを終えたところです。
今まで、地震用のウエス(使わなくなったタオル)や空の2ℓペットボトルなど、密閉して置いていたんですが、
台風ではケースごと移動していたり、
台風か、大雨の影響か、久しぶりに開けてみると、タオルが湿気を含んでいて、びっくりしました。
(この数年、何の問題もなかったのに!)
防災用なので、
ただでさえ断水の時に清潔で無いものは雑巾1つでも使いたくないですよね。
なので、家の中で使う可能性のあるものは、やはり、家の中に全て収納する事にしました。
古いタオルは全部洗濯し直して、
ベランダ収納が空になるとスッキリしました。
家の中に収めようと思えば何とかなるもので、
普段から片付けておくと、多少の変化には対応できるようになります。
しかし、こう自然災害が多いと、要、不要の判断がつかないものをベランダで1年保管なども、お勧めしづらくなりますね。
(天袋などが無く、どこにも置き場が無い場合)
私自身、昔、迷うものは本でも何でもベランダ保管で整理してきたのですが、今までは何の問題も無かったので、1つの方法だと思っていました。
台風のイメージも大きく変わってしまいましたし、考えを改めなければいけないかも知れません。
私は常々、
お客様にも今の家を片付けるだけでなく、
変化に対応できる
片付け方をマスターして欲しい
と思っています。
これは、整理収納アドバイザーとしては
普通の考え方ですが、
お客様の中には、
服をクリーニングに出すように、
お掃除をプロに頼むように、
代わりに、
片付けてもらうものだと思っている方もおられるかも知れません。
でも、それでは勿体ない!
サービスの価値を半分しか受け取っていない事になります。
「自分で片付けられるように、
今の住まいを生きた教材にしながら片付ける」
ような気持ちでいて頂くと、1番お得です。
(料理教室のようなイメージですね。)
自分で出来るようになると、
自分の将来に役立つだけでなく、
今度はあなたが親や子供、大切な誰かに伝えられるようになります。
そして、お得なだけでなく、
やり方をマスターしておかないと、
先々、行き詰まるかも知れません。
1番分かりやすい例で言えば、引越しですね。
又は、
家族が増えた時、成長した時などは、家の中の状況が大きく変化していきます。
その都度、誰かに頼む、という方法もありますが、せっかくなら自分で出来るようになっておくと、何かと融通が効き安心ですよね。
昼間は近道だけど、夜は危ないから避けようとか、
お祭りだから渋滞だろう、
雪だから今日は滑るだろう、
のように、同じ道でも状況によって良い道が悪い道になることも有り得る、、。
家の中も同じような事があります。
幼児の頃は毎日遊んでいたおもちゃも大きくなると、そこにある事が色んな不便を生み出してしまいます。
「あ~、これが片付かなかった原因か!」
と気づけば似たようなことは無くなっていきますが、
代わりに片付けてもらうという意識だけでは、
一瞬は気づいても、すぐ忘れるんですね。
すると今度は、子供が大人になっても、
1番取り出しやすい場所に昔、部活で使っていた大きな水筒を置いたまま等、
同じような事を繰り返してしまいます。
外部の人なら「これおかしくない?」と気づくような事でも、
本人にとっては、少しづつ変化していく事なのでホントに気づきにくいんですよね。
ある時期にはそれが最適だった事でも、
ダメなやり方に変化することもある。
【変化に対応できる自分】
になれたら良いですね✿

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