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手放すにも練習が必要

  • 執筆者の写真: sugi220513
    sugi220513
  • 2018年1月19日
  • 読了時間: 3分

片付けの仕事をしていて思うのですが、捨てられない人にとっての捨てるという行為は、こういう事ではないでしょうか?

ずっと「赤信号で渡ってはダメよ!」と言われてきたのに、ある時から

「時代が変わり、赤信号の時間が長くなったので、状況によっては赤信号で渡って良いです。

いや、むしろ赤信号で渡らないと危険な場合もあります。」

と新聞やニュースで見聞きするようになった。

周りでも赤信号で渡る人を見かけるようにもなったし、自分でもその必要性を薄々感じてはいるけれど、

「状況によって、とはどういう事?私の状況って何?

もし、状況を見間違って事故にあったらどうしよう?」みたいな。

前に進みたいけど、事故に合うのも怖くアクセルとブレーキを同時に踏み、どうにも動けない状態。

さて、あなたは進むべき状況なのか、とどまるべき状況なのか?

もう、今までの状態ではいられない!とストレスを感じ始めた時というのは、前に進むべき時だと私は思います。

家に例えると、

探しモノや無くしモノが多い。

片付けて!とケンカが絶えない。

家事がスムーズにできない。

必要なモノを取り出すのに時間がかかる。

どこに何があるのか良く把握できていない。

家に居ても落ち着かない。

こんな方は進むべき状況と言えるのではないでしょうか?

そして手放す基準としては、

2~3年着てない服は着ない可能性が高いとか、2年使ってないモノはバックヤードに保管など、目安はあるものの、

最終的に自分にピタッとくる基準は自分で「手放す練習」により見つけ出すしかありません。

トライ&エラーですね。

トライしないと、

もったい無いレベルのモノに地震で命を取られるかも知れないし、

もったい無いレベルのモノに家族関係を壊されるかも知れない、

もったい無いレベルのものに健康を脅かされるかも知れないのです。

「健康を脅かされる」ではピンとこなくても、気が滅入る、位の経験は誰にでもあると思います。

気が滅入るだけでなく、それが続き、日常になることが良くないのです。

なので改善できる事はした方が良いに決まってます。

でも、手放す練習というのは子供には難しく、大人なら簡単というものではありません。

むしろ、長く生きてきた経験があればこそ、

その習慣を変えるのは勇気がいるかも知れません。

私もエラーが怖くて最後は、ちょっとずつベランダで様子を見ながら手放していきました。

でも、ちょっと怖いな~を乗り越えた後の爽快感は大きいものです。

大きな自信にも繋がるハズ。

どうか勇気を出してブレーキから足を外してみませんか?

きっと良い方向に進んで行きますよ♪

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