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無いと思っていた都会の停電

  • 執筆者の写真: sugi220513
    sugi220513
  • 2017年8月23日
  • 読了時間: 3分

昨日、大阪の大規模停電で吹田市に住んでいた私も少なからず、その影響を受けました。

朝6時前、「停電しとる。」という夫の声で起こされました。

扇風機が止まり、暑くて目が覚めたそうです。

「ブレーカーはどこ?」

「ここ。」

「届かんな~。何か台ある?」

「ちょっと待って。暗いやろ?」

と、停電なのに電気をつけようとするアホな私^^;

慌てて懐中電灯を持ってくるも、夫の想像する、いわゆる「ブレーカーが落ちる」というものではなかったよう。

外を見ると、どこも電気が付いていないことから、

「あ、街が停電してるわ。」という事になり、我が家の問題ではなかった事で一先ず安心しました。

「6時50分、復旧の見込みだって。」と息子。

「そうだ、初めからネットを見れば良かった!」、、のに、私達の頭には昔の停電シーンの記憶が刷り込まれていることを実感しつつ、

数分のムダな早起きを後悔&挽回すべく、ふらふら二度寝へと。。。

「停電なのに良く寝れるな~?」と娘。

若いな~、停電くらいでコーフンできるなんて♡^^

、、が、これはただの停電ではなかった!!(最終的に完全復旧に11時間かかったそうです。)

復旧しては停電!を何度も繰り返し、病院やお店は大混乱だったようです。

何やら簡単な停電ではないことを察知してからは、さすがに私も少しオロオロし始めました。

先ずは冷蔵庫のひき肉を傷まないうちにハンバーグに!

玉ねぎを刻んでいる途中で

「待てよ?洗濯が先?」と復旧のタイミングで洗濯機を回すも、数分で止まる(ToT)

ちょっと待ってよ!早いやろ!?

仕方なく料理に集中するも、「加熱しても暑い部屋に1日置いてて大丈夫かな、、?」と気になり、せめてもと今度はベランダと玄関に水打ち。

そのうち、洗濯機の中で汚れた水にプカプカ浮かんでいる服が気になり出し、絞って手洗いを始める。(洗濯機の水を抜くだけでも電気が必要なのね、、(ToT))

途中「休憩!」とソファに座ると、つい扇風機に手が行く、情報収集しようとTVをつけたくなる、

スマホの充電も半分しかなく、ムダに使えない、

トイレや洗面所に行くたび電気に手が伸びて「あっ、そっか、」「あ~そうだった!」を何度も繰り返していました。

とりあえず出来る事は全部して、外の様子を見ようとベランダに出ると、

さっきバケツで大量の水打ちをしたにも関わらず、既に乾いているではないか!!

「え~!?何の意味もないじゃん!

、、あっ、これぞ正しく「焼け石に水」だ~!(・∀・)」

と変に感心しながら、消防車のサイレン、笛、巡回車アナウンスなどを聞いていたのでした。

「いつもは聞き流してるサイレンも、こんな時は意味を持って耳に入ってくるんだな~。」

と思いつつ、

「いや、普段聞き流せるようになっている事の方が異常なのかな?」とか、色んな事が頭をよぎりました。

そう言えば、お盆の帰省中、

実家や従兄弟の家で焼肉をしている時、電気の使い過ぎで一瞬停電になり、

「あ~昔もこんな事あったな~。^^」

と、停電さえも田舎の風情だと懐かしんでいたばかりでした。

大阪で停電なんて無い、何かあってもすぐに復旧する!という思い込みは今回、見事に崩れ、

ある意味、それは良かったと思います。

何でも辺り前、と思っていたらダメですね。

停電になった事で、「水じゃなくて良かった~、水だったらもっとストレスだった!」と水の大切さも少し実感できました。

勿論ガスも。

半日の停電は私にとっては得るものも大きかったです。

でも、大変な思いをされた方、お仕事で大きな損失を出された方も多数おられたと思います。

今はまだ、仮の復旧らしいので、本当に安心できる原因究明も含めた本格的な復旧が早くされる事を期待します。

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