夢が叶いそうになる、その瞬間
- sugi220513
- 2017年1月20日
- 読了時間: 3分

怖くなって足がすくむ、そんな経験した事ありますか?
大なり小なり、誰にでもありますよね。
マリッジブルーなんかも、その1つだと思います。
「いざとなると、怖いよ~!」という経験。
これって何かが叶いそうになる瞬間に必ずやってきます。
自分にとって大きな夢であればあるほど、夢が近づけば近づくほど、目の前に姿を表す大きな壁。
この暗い山道を超えると光が差し込むのだと信じていても、山に近づくほど、足元には今まで見えていなかった蛇やらトカゲが見え始め、もしかして熊も出るかも?
遠くから大変だろうな~と覚悟していたはずのそれとは違う急に押し寄せるリアルな不安と恐怖。
でも、それって夢がすぐそこだよ!という目印のようなものでもあると思います。
私が経験した1番足がすくんだ瞬間はインテリアを夜間学校で学ぶ為に、授業料を振込みに行く途中のことでした。
前にも進めず、諦める事も出来ない長いトンネルのような時期を経て、夢に向け、やっと1歩前に進めると思ったのに、
急に自分の稼いだ自分にとっての大金を振り込む、その日「怖い、どうしよう?」と思って泣いてしまったのです。
失敗したら田舎に帰らないといけないの?余計やりたい事から遠ざかるんじゃないの?他にも方法があるんじゃないの?
散々考えたあげくの事なのに、ここにきて最後の悪あがき。
20歳の時でした。それをしろ!と指示しているのは自分。それにビビっているのも自分。もう、何なの!?と心底思いました。
勇気を出したというより、考えてばかりの中途半端な2年間に、もう1人の自分が耐えられなくなったという感じでした。
結果的には、そんな経験が自分の価値観を明確にしていった、あの頃1番成長したと思えます。
人から見たら小さな小さな事でも、自分にとって死ぬほど怖い事をくぐり抜けたような経験はとても貴重な事なんだと思います。
このホームページを公開する時も本当に良いの?と同じような気持ちになりました。
大人になったからと言って鋼の心になる訳では無いんですね。
さてさて、前置きが長くなりましたが、片付けてる時も、お客様の足がすくむ瞬間には良く立ち合わせて頂きます。
私も自分の片付けに確信が持てず、実験段階だった頃は、ホントに良いの?捨てて良いの?と怖くなった事が何度もあります。
ベランダで寝かせてみたり、家に戻してみたり、やっぱり使わないじゃん~と捨てる事になったり、それはそれは緩やかな歩みで時間をかけていました。
例えば服を買う時も、誰かに背中を押して欲しい、もう1歩の勇気を下さい!って時ありますよね。
でも「怖い、逃げたい」と思った、その瞬間はもう叶えたい事が目の前ですよ~って時です。
簡単に大丈夫!!という保証は出来ませんが、進みますか?止めますか?
ずっとずっと「もう、この状態イヤ!」と悩んでいた貴方なら、そろそろ進んでも良いのでは?と思います。
悩んでいたのは真剣に考えていた証拠。
上手くいくかどうか関係なく、悩んだ分の収穫が必ずある!と今は言いたいです。
中島みゆきさんの「ファイト!」
「ファイト!闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう。
ファイト!冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ」
この歌詞が好きです✿
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