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歳と共に、必要な物が増える訳ではない

  • 執筆者の写真: sugi220513
    sugi220513
  • 2016年11月16日
  • 読了時間: 2分

美しい秋

以前、10歳近く年上の方と洋服の話題になり、こんな質問をしてみました。

「洋服は何枚位、持っていますか?」

私は片付けの仕事をしているので、自分の洋服が110枚位だと把握していますが、

わざわざ服を1枚、2枚と数える人はあまりいないと思うので、何枚?とか聞かれても困るだろうな~と思いつつも、、。

けれど意外にもその方は即答でした。

「そうね~、私位の歳になると300~400枚は持ってるんじゃないかしら?」

その数がその方のイメージと合っていたので「さすが理数系の人って、やはり数を把握するのは得意なんだろうか?」と感心しながら聞いていました。

私がそんな質問をしたのは、やはり仕事柄、皆どんな物の持ち方をしているのか気になっていたからなのですが、

私が注目したのは彼女の

「私位の歳になると」

という部分でした。

聞いて良かった!とても良い気づきを頂きました。

「私位の歳になると」という言葉の中には

歳を重ねる度物は増える、歳を重ねると必要な物が増える、捨てられない物が増える、たぶん、この年代はこんな感じの人が多い、等のニュアンスを感じます。

この辺りを良~く考える事が、片付くかどうかの分かれ目ですね。

確かに歳と共に、経験値や、思い出が増え、沢山の物とも接する機会が増えますね。

買う回数も物も増えます。

ただ「必要な物が増えるか?」と言えば決して、そうではなく「必要な物が変わる」だけではないでしょうか?

年齢と共に生活が変わる、流行が変わる、趣味が変わる、だから必要な物も変化する。

勿論、変化したからと言って、以前の物は即、要らない!とはならないでしょう。

思い出だって取って置きたい。

でも、肝心なのは、今必要な物なのか?思い出なのか?グレゾーンなのか?の区別を定期的につけているかどうか?です。

歳と共に増えるのは「思い出」と「要るか要らないか分からないグレーゾーン」だけです。

そして、その要るか要らないか分からないグレーゾーンの多くは無くても困らない物です。

捨てる事に抵抗を感じる方は無理に捨てなくても大丈夫。

しっかり区別だけして「思い出」「保留」など、ラベルを貼って今、必要な物とは離しましょう。

ただし「思い出」や「保留」が増えすぎると、家はすぐに人の住まいではなく、物の住まい、倉庫のようになってしまいますから、ぜひ物より自分を優先させて欲しいな~と思います。

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