結局「順番通り」が1番早い
- sugi220513
- 2016年6月18日
- 読了時間: 3分

今日は整理する(要、不要を分ける)ことの「順番の大切さ」について書こうと思います。
物の整理を片付けのどの段階ですれば良いのか?
それは1番初めです。
「片付けるけど、とりあえず整理は今はしない」「後でする」という方にとっては大切なお話しです。
わかりやすく「カレーを作る」に例えますね。
①材料を買ってくる
②材料を切って炒める
③水を加え、野菜に火を通す
④カレールウを入れる
順番はこんな感じですよね。
先ずはお湯を鍋に入れ沸騰させてから買いものに行く、という方はあまりいないと思います。
野菜を切る前に鍋に火をかける、とか野菜に火が通る前にルウを入れる方もあまりいないでしょう。
ただ料理経験がない方の場合は有り得る話です。
私は夫と一緒にキッチンで料理してると「え~、それはないでしょ!」って思う事が良くあるのですが、
もし、夫の仕事を私が手伝ったとしたら、同じような感想を持たれると思います。
何事にも理論、適切な順番や要領といったものがあります。
なぜあるのかと言えば、1番効率的に目的を達成するためですね。
これらの方法が現実的ではない、私には私のやり方が!と思われる方は遠回りをする可能性が高くなると思います。(関連記事☆)
片付けで言えば、
①整理→②収納
という順番を逆にするリスクはあまりにも大きいのです。
お湯を沸かし、玉ねぎを買ってきて、炒めていたら人参がないことに気づき、又買ってくる、人参を炒めていたら、今度はお肉がないことに気づいた!
こんな事を延々とやっているような感じです。
そして、カレー作るのって大変だよね~、もう無理!ってイメージを持ってしまう、みたいな。
頑張っているつもりなのに上手くいかない、片付かなくてストレス!という方は大なり小なり、こういう事をやっています。
かつての私もそうでした。(整理したつもりになっていた)
整理は本気で自分の心と向き合わなければいけない、本人にしかできない事なので時間がかかる、とか大変とか思う気持ちも分かりますが、
そこと向き合う事が、同じ苦労を繰り返さないポイントであることを忘れないで下さい。
ただし、私が仕事でお客様のお宅を片付ける場合、整理をとばして始める事もあります。
(リスク回避には努めますが)
「整理が大切」と熱く語っても、暑苦しくなるだけ?と感じる場合は順番を変えます。
「正しい片付けの順番が正しいアプローチの順番とは限らない」
という事も実感する今日この頃。
「伝わらなければ進まない」
「進まなければ伝わらない」
これは皆さんが家族に片付けを協力してもらう際にも、同じかも知れませんね。
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