「思い込み」の可能性
- sugi220513
- 2016年5月6日
- 読了時間: 2分

皆さん、鎖につながれた象のお話しはご存知ですか?↓
あるサーカス団体に人気者の象がいました。
象は普段小さな杭が付いた鎖に繋がれています。
鎖はその大人の象にとっては引きちぎって逃げることができる簡単な作りでした。
象は本当は逃げたいのですが、実際に逃げる事はありません。
なぜ逃げないのでしょうか?
実はこの象は子供の頃から鎖に繋がれていて、小さい頃は何度も逃げようとしたのですが 力が弱く逃げる事ができなかったのです。
そして、いつからか逃げる事をあきらめてしまい、二度と自分の力を試してみようとはしなくなってしまいました。
象は、杭に束縛されていたのではなく「逃げられない」という過去の記憶「思い込み」に縛られていたのです。
しかしある時、仲間の象が雄叫びをあげて、いとも簡単に鎖を引きちぎってしまいます。
逃げることに成功したその象を見て他の象たちも、一斉に鎖を引きちぎろうとしました。
すると簡単に皆ちぎってしまい、象は一匹残らずサーカス団体から逃亡することができたのでした。
このお話しは「思い込みによって、自分の可能性を狭めていませんか?」という例え話で良く使われるようです。
子供の頃は「できる」と思ってやってみたけど、できなかった、
そのセルフイメージをそのまま引きずっている事、私たちにも沢山ありそうですね。
象のお話しは「思い込みによる弊害」ですが、同じく「思い込みによる可能性」も大きいはず。
できると思い込んでいれば、象はチャレンジを止めず、もっと早く脱出できたのですから。
時間と共に自分が成長したり、時代が変わったり、どんな形でチャンスが巡ってくるか?どんな形でチャンスが作れるか、分かりません。
あきらめている思い込みがないか?要チェック!ですね。

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