片付けて、すぐに得する時
- sugi220513
- 2016年3月8日
- 読了時間: 3分

片付けると、色んな良い効果がありますが、その中に「経済的効果」というものがあります。
あるのに見つからない、気づかないから買ってしまうという二度買いや賞味期限切れになってしまうムダなどは実際片付けてみないとピン!とこないかも知れません。
他にも多くの物が要らない事に気づき物欲が減るなんて事もあります。
1番大きいのは要らない収納用品を買ってしまうという事かも知れません。
(収納用品に関しては費用より、空間をとられてしまう事をもったいないな~と思います。)
でも、今日はもっと「分かりやすい大きな利益がでる時」についてお話します。
それは「家を売る時」です。
一生、賃貸!と決めている方以外は家は売ったり買ったりするもの。
そして中古の場合、そのどちらも最終的な値段を決めるのは(どこで手を打つかを決めるのは)貴方!なのです。
我が家は家を二度買い、一度売りました。
今の家を買う時には、古い家を売らなければ買うお金は準備できませんでしたから、売る期間にはタイムリミットがあります。
なかなか売れないと、どんどん値段を下げていくしかありません。
^^;
もちろん、引越し後に売るという方法もありますが、ローンを組む時は頭金は多いほど良いですし、多くの場合、買ってくれそうな方に住んでいる今の状態を見てもらう事になります。
買う立場の人は家の隅々まで見てチェック、質問などしてきます。
営業担当の方は当時こんな事を言っていました。
「水廻りは特にチェックされます。やはり、掃除が1番大変な場所ですから、そこが綺麗なら他もちゃんとしているのだろうと思われやすいですよ」
そして「あ~、あんまり良くないな~」と思われ希望価格で買ってくれる方がいないと、家の値段を30万位下げられて再度チラシを刷り売り出す事になります。
売るのはこちらなので、5万づつくらい下げていきたい気分ですが、少し下げてもチラシで見たときに全くインパクトがないそう。
そして何度も下げていると、売れ残り感が出て印象も悪いのだとか。
(家を探している方は良く見ている)
営業の方も安くして早く売りたいようでした。
なので、高く売る方法としては、家の片付けや掃除をしっかりして印象を良くする事が大切。
もちろん、丁寧な対応や家の長所、短所も誠実に説明された方が良いですね。
お客様の中にも片付ける理由として「家を高く売る為」と言われる方もおられます。
掃除も業者さんに頼まれたりする場合も。
費用はかかりますが、家の値段が最低でも30万位下がる事を考えると安く済む場合も充分有り得ます。(片付けると引越しの時もとても楽です)
千円位の観葉植物で感じ良くなるなら、飾ってみるのも一案ですね。
買う事を考えているお客様は素敵なモデルルームと、あなたの家を天秤にかけながら見ているのですから。
そして、モデルルームに負けない点としては実際の使い勝手を教えてあげられること。
「こういう風に工夫すれば使いやすいですよ!」みたいに。
誰も住んでいないモデルルームより生活がイメージできてお客様にも参考になるはず。
あなたが住みやすい家は他の方にも「住みやすそう!」と映ります。
逆に今、とても住みにくいと感じておられる方で「売ろう!」と思われている方は要注意。
「少し位安くなってもいいや~」と思っている、その少しが30万だったら勿体なくないですか?
売買を考えておられない方でも、売ろう!と思った時は既に新しいお家探しやローンの計画など、とても忙しいですから、普段から「いつか売る事になるかも?」と想像しながら片付けのモチベーションを上げていって下さいね。(^-^)

コメント