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たとえ、ささいな選択であっても

  • 執筆者の写真: sugi220513
    sugi220513
  • 2023年6月22日
  • 読了時間: 3分


こんにちは。花*花です🌸


たとえささいな選択であっても、頻繁に行うことで「自分で環境をコントロールしている」という意識を、意外なほど高めることが出来る。

    シーナ・アイエンガー(大学教授)


この言葉、確かに!と思います。

人生は選択の連続ですが、自分の頭で考え選ぶという習慣は意識しないと意外と難しいかも知れません。


親や先生の指示に従う、頼りになる友達のアドバイス通りにする、おかしいな?と思いつつも皆のやってる方法で、とか結構多いかも知れません。


自分の判断に自信を持てるようになるまでには、沢山のトライ&エラーが必要になってきますよね。


私が片付けで得た事の1つも

やはり自分で出来るんだっていう自信だったと思います。


上記の言葉通り

モノの取捨選択を繰り返す中で、自分の環境(家)を自分で変える事が出来るんだ!という実感が増していきました。


片付けが上手くいかないと悩んでいた頃は、コントロールとは真逆の「物に振り回されている状態」でしたから。


自分の家なのに

新しい食器や上質な物は「お客様用」として箱に入れたまま取っておく、みたいな。

判断に迷ったらお客様用にしておくという保留方法でしのいでいた時期もありました。


それ位、物の損切りをするのは難しいものです。


経済学の最先端である行動経済学の研究では「人間は得をした喜びよりも、損をした痛みが2倍大きい」ことが判明しているそうです。

その結果損失回避行動と呼ばれる振る舞いをするのだとか、、。


失敗をしていても、そのまま持ち続ければ、いつかは状況が変わって損が解消する、つまり痛みがなくなると考え身動きがとれなくなるとのこと。


個人の個性や性格では無く、損失回避という本能によるものだそうです。


つまり

「私は捨てられない性格で、、」では無く

「私には捨てるに値するほどの理由や目的が無い。」と言った方が正しいのかも知れませんね。


なので思い切る為には、それに匹敵する明確な目的が必要になってきます。


私の場合は、整理の重要性に気付いた所から実験的に少しずつ物を減らす中で、快適さを得られ


より快適になりたいから、どんどん整理が進み収納に悩む事も無くなっていきました。


部屋を整えられるようになると、これも出来るんじゃないか?という可能性を探るようにもなり、壁に空いた穴の修復をしてみたり




ドアのレバーハンドルの取替えをしたり。



以前は業者さんに頼むしか無いんだと思い込んでいましたが


工作のような実験の様な気持ちでドキドキするのも、ちょっとした冒険で面白いです。


今はネットで色々調べられるのも本当にラッキーですね。


壁の穴の修復については、もっと早くやり方を知っていれば破れた壁紙でも充分使え、ほぼ元通りに出来たのに〜と悔やまれますが、

次は上手くできるし、人に教える事も出来ます!


何より知っているという自信が貴重、壁が傷ついた代わりに自信を貰った✨

なかなか良い経験だよね?と納得^ ^


単にお金の節約だけでは無く、自分で出来た驚きや自信が充実感に繋がるという意味では


自分で作った料理が美味しいと最高に幸せ〜と思うのにも似ているような、、。


これも美味しい、だけじゃない充実感みたいなものですね。


幸せって単純に、こういう事なんだろうなって思います。


10年ほど前に公開された映画「かぐや姫の物語」でも

生きている手応えさえあれば、きっと幸せになれた

というセリフが印象的で心に残っています。


物や他人の目を主軸として自分が人生の舵を取れないのは辛いですよね。


生きている手応えとは、自分の意思で決めた事、やった事が上手くいった、いかなかった、という反応、


それに対して喜び悲しみというような感情が動き、それが生きてるっていう実感に繋がるのでしょう。


全く感情が動かなければ、生きてる感じがしないし、負の感情は幸せに気づく為、喜びをより強くするものでもありますよね。


丁寧な選択の繰り返し、大事にしていきたいです✨





 
 
 

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