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震災への備え⑩ 廊下には何も置かない

  • 執筆者の写真: sugi220513
    sugi220513
  • 2016年10月25日
  • 読了時間: 2分

廊下に避難

10月21日に発生した「鳥取地震」により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

この日、私は自宅にいましたが、慌てて廊下に出ました。

携帯から「地震です!」という大音量の警告が流れると、揺れを感じる前に逃げる時間が確保できる事もあり、わずか数秒でも有り難いです。

その後、数々の報道を見ていると

「今のうちに壊れやすい家具は片付けて下さい」と注意を呼びかけていましたが、

現実は難しい人が多いのではないでしょうか?

自宅マンションでも大型家具を出せるのは月に1回ですし、住民全員が家具を出せるほどのスペースもありません。

ベランダに出すと、家によってはガラスを割る恐れもありますから、非常時に出来るのは

あらかじめ家具を倒しておく、くらいでしょうか?

それこそ、現実的ではないですね。

普段、大きな家具を処分しようと思うと先ず、その中身の処分から始めなければいけません。

処分できたとして次に、

一緒に運んでくれる人の存在が必要、

業者さんに頼むと費用が必要、

となります。

なので、すぐに家具を家から出せない方は、せめて廊下や階段の踊り場等の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

我が家は狭い廊下なので元々何も置けませんが、廊下が広いお宅や、階段に余裕のスペースがある方などは、物を置いてしまうこともあると思います。

廊下に重い額付きの絵などを飾っている方、割れ物を飾っている方も要チェックです。

廊下は家具を置く必要のない場所ですから、貴重な避難場所(廊下の近くに窓があるお宅等は例外)になりますし、外への避難通路でもありますから、何も置かないようにしておきたいですね。

トイレも柱が多くて安全と言われますが、入る人数は限られますし、閉じ込められる恐れもありますから、安全な場所はいくつか作っておく必要があると思います。

揺れがひどい時はもちろん、無理して廊下に出ようとしない方が良いです。

リビングではここが安全、キッチンではこのコーナーが安全、など家族で話し合っておきたいですね。

そして、すぐに出来ることとして、

高い家具の上に置いている重い小物類は今すぐにでも移動させましょう。

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