「愛する」ことの極意
- sugi220513
- 2015年4月2日
- 読了時間: 2分

こんにちは。花*花です。
もう10年近く経つでしょうか?本屋さんである本が目に入りました。
タイトルは「愛するということ」
確か、三浦綾子さんだったと思います。(違ってたらごめんなさい)
高校生の時、三浦綾子さんの「あさっての風」というエッセイに感動したので、気になって手にとってみました。
日々の中で目に飛び込んでくる言葉、誰かの何気ない言葉が頭に残る時は、どこからかの自分へのメッセージなのだと思っています。
無意識に自分が求めている課題なのかも?
で、その本の中で心に残った言葉とは、
「心から愛せない時でも、愛している時と同じよう振舞う、行動することは愛だ」
というような事が書いてありました。
大好きな人とでも、考えが食い違うこと、誤解が生じること、理由は分からないけど上手くいかない時ってありますよね。
そんな時でも愛している時と同じように接することは、愛する努力をしていること=愛していることと同じなのだと。
それを読んで、何だか心が軽くなったのを覚えています。
上手く人を愛せない時「本心ではない、自分に正直に生きてない」などと、むずかしく考えない。
心までそこにのせようと必死になるのではなく、淡々と行動だけでやり過ごしていても、それは努力であり立派な愛なのだと。
そう思えた時、自分を責める気持ちも薄れ、相手に対しても「それ、本心じゃないよね?」などと疑うこともなくなるのかも知れません。
「愛すること」のハードルをあげると、自分にも人にも厳しくなってしまうだけ。
例えば、子育て相談などで「我が子を愛せない」と悩む女性の話を時々聞きます。
「毎日泣いてばかりいる子供を愛するなんてできないよね~」「私も疲れてるんだから無理だよね~」と自分をいたわりながら、ただ作り笑いでお世話する、そんな日があってもいいのではないでしょうか?
できない時はできないし、私たちは神様ではないのですから。
心から愛せる人がいる時はそれを素直に喜び、愛する努力をしている時は「偉いな~自分!」と褒めてあげましょう。
そうしているうちに心が軽くなり、ホントに優しい気持ちになれますよ、きっと!
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